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減塩食のつくり方

2015年05月26日

高血圧、糖尿病、心臓病、肥満、その他さまざまな病気の原因となる塩分。改善や予防のために減塩食をはじめませんか。

減塩食をつくるポイント

 しっかりだしをとりましょう。

かつおや昆布、いりこ等でだしをとります。風味豊かなダシの旨みで味わいがグンと増し塩分を減らしても満足度アップです。

 食材は新鮮なもの旬のものを使いましょう。

新鮮な素材や旬の素材は、そのものが旨みや風味が強いので料理にメリハリがつきます。またトマトや玉ねぎ、にんにくには
グルタミン酸と呼ばれる旨み成分がたっぷり入っている
ので塩分の少なさをカバーしてくれる強い味方です。

 甘みも上手に使いましょう。

たまには甘いスイーツや冷たいゼリーなどを食事に添えて
献立に味の変化をつけましょう。
カロリーオフの乳酸菌や人口甘味料など上手に活用しましょう。

 塩を細かく計算しましょう。

道具や指を使い塩分量を計ることをおススメします。例えば計量スプーンの場合、すりきり小さじ1(容量5ml)で6gです。あと少量を計るのに1ml計量スプーンを使うと便利です。指の場合は

3本指ひとつまみで0.8g 2本指ひとつまみで0.6g 2本指、軽くひとつまみで0.4g

と覚えておくと1g以下を計るときの手計も便利ですよ。

 ハーブやスパイスを活用しましょう。

ハーブやスパイス、香味野菜などを賢く料理に取り入れることで食事を美味しく召し上がることができます。唐辛子やスパイシーなものを使うと味に適度な刺激が加わり、薄味でも満足のいく仕上がりになります。ごく一部ですがハーブやスパイスなど紹介したいと思います。 【洋風料理】
ナツメグ
独特の甘い香りを持つスパイスで料理やスイーツに幅広く使われます。
オールスパイス
グローブ、ナツメグ、シナモン、こしょうを合わせたような香りがあります。
シナモン
濃厚な甘い香りがします。料理だけではなくスイーツやパンの仕上げにも使います。
オレガノ
イタリア料理には欠かせないスパイスのひとつで清涼感のある香りで食材の臭みを消します。
タイム
オールマイティなハーブでブーケガルニには外せないハーブです。
ローリエ
月桂樹の葉。肉や魚の臭みを抑え香りよく仕上げます。カレーやシチューなど煮込み料理に。
マスタード
洋風の粒マスタードは辛さ控えめで香りが豊かです。和がらしはツンとする辛みが特徴です。
ローズマリー
強い香りを持つハーブです。ラムなのどのくせの強いお肉に合います。
【中華・エスニック】
八角
甘い香りとわずかな苦みと辛みがあり肉の煮込み料理などに使われます。
五香粉
山椒やシナモンなど五種類をブレンドした中華の代表スパイスです。揚げ物などに。
コチュジャン
韓国でよく使われる甘辛い味の唐辛子みそ。お料理はもちろんタレにも使えます。
豆板醤
そら豆で作った味噌に唐辛子や塩を加えた中華の辛み調味料。
【フレッシュハーブ・香味野菜】
セルフィーユ
別名チャービル。上品でほのかな香りがあります。サラダやスープに。
クレソン
別名、西洋セリ。さわやかな辛みがありサラダや付け合わせに大活躍。
香菜
別名コリアンダー。主に東南アジアで使われる独特の香りのハーブ。トッピングなどに。
その他、まだまだ種類のあるハーブやスパイス。 自分好みのものをみつけて料理に使って味の変化を楽しみましょう。

減塩食のつくり方